伝統技術を大切に、しかし新しいものづくり
ライフスタイルの変化により、現代において家も様々、趣向も様々です。
毎日、帰宅する『自宅』。
そこは、家具に囲まれた場所です。
五十嵐木工はこの家具、しかもプラスチックでも金属でもなく木製家具にこだわり続けています。
木製だからこそできること、そしてお客様のご要望に応えられることがあります。
こだわり続ける中で、木工の伝統を学び、それを伝えられる製品づくりをしています。
今もこだわり続けているからこそ、伝統だけにこだわらず、日々進歩している新たな技術を取り入れ、それを昇華し、新しいものづくりに挑み、現代のライフスタイルの中で生まれるお客様の「こんな家具が欲しい!」を形にしています。
表現へのこだわり
今の五十嵐木工の原点、それはこの看板にあります。
約18年前に作ったこの看板は、当時生産性の向上のために導入した機械設備で試作を行ううちに「こんなことも出来るのでは」と考え、それを実現したものです。
今でこそくたびれてはいますが、多くの展示会に出展し、そこで多くの方へ見ていただき、触れていただいた結果であり、この看板は五十嵐木工へ他所ではできない仕事を運んできてくれました。
五十嵐木工では、一点ものでも機械を動かします。
これは、五十嵐木工では職人として機械を扱うからです。
機械はのこぎりや、カンナと同じ大切な職人の道具だからです。
手をかけ、工夫し、扱うことで格段に表現が向上し、お客様の注文以上の『驚き』を感じてもらえる家具を生み出してくれます。
最後は必ず人の手で仕上げる
五十嵐木工の得意な技術。
それは、僅かなズレも許されない組子を生み出す技術にあります。
0.1mmの世界である組子においては、木材ごとの種類や気温、湿度をはじめとした「その時」が大きな要因になります。
そのため、機械のみではこの0.1mmの世界を生み出すことはできません。
職人の手によって仕上げることで精緻な組子が生まれます。
五十嵐木工では、組子だけではなくすべての製品を必ず職人の手によって仕上げます。
0.1mmのズレも作らないためだけではなく、木材の状態を見極め、製品の先にあるお客様を考え、仕上げることを大切にしています。
会社概要
名称 | 有限会社五十嵐木工 |
設立 | 平成3年7月 |
代表 | 五十嵐 仁 |
住所 | 群馬県前橋市富士見町時沢999-3 |
従業員数 | 4名 |